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野田版画工房

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羽織の裏

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先日、ご依頼頂いたものは、桐の箪笥。
お客様が「羽織の裏側のような感覚で」という表現をされていました。


羽織の裏は美しい柄が潜んでいるにもかかわらず、表に出る事は少ない。
宝は決して表に見せびらかす物ではない、というおくゆかしさが感じられます。


ベンガラと柿渋で色出しをし、染めと型押しした紙を、箪笥に張りました。柿渋の防虫防腐効果もあり、時間が経てば、色に深みが出て、時の経過も楽しめます。



保管されていた古い家具。こころの贅沢をたのしめるものを。そこに来るたった一つのものを作っていきたいと思います。




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by nodahanga | 2012-04-20 13:24 | 作品について
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