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野田版画工房

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2013年 09月 18日 ( 1 )

裏打ちの高揚感

新しい版木を具引き、型押し、裏打ちしました。


裏打ちとは、紙の裏面にさらに紙を張り合わせ丈夫にすること。紙の美しさをぐっと引き出してくれます。例えるなら着物を着こなしている人の姿でしょうか。。。表面的なもの以外の美しさを感じます。おくゆかしさを持ちしっかり立っている、隙がない姿。



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新しい版木、モチーフは「黄金のりんご」と「繭」。
繭のほうはもともと色も決まったイメージで制作したもの。
シルバーに染め、胡粉で型押し。時にギラッと光る地の色と胡粉にもほんのりと色がのっているようにも見える所が面白い。


裏打ちされた紙、仕立てられた紙の表情はぐっと深みを増す。
この行程の高揚感がたまらないのです。
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by nodahanga | 2013-09-18 23:28 | 作品について