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野田版画工房

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料理人のこゝろ

滋賀県近江八幡市 安土にある 料理屋 「魚石」さん。
戸襖の張り替えを依頼していただきました。
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魚 と 石。
魚の鰭をモチーフにした連続文様。中に「石」の文字が隠れています。
薄い浅葱色に雲母押し。
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魚石さんの料理に対する姿勢やこだわりに感銘を受けました。
納品の日、お客様が来られる前の短時間に話しが盛り上がってしまいましたが、料理の仕事と私達の仕事、共通して言える事が沢山あり、大変勉強になりました。


数日後、丁寧にお手紙を頂き、嬉しくて何度も読み返しました。
手紙はやっぱり良いものです。喜んで下さっているお気持ちが響きました。ひともじひともじ、料理人のこゝろが詰まっていました。


魚石さんは仕出しもされていますが、お店でのお食事は予約制です。
私達もいつかゆっくりと味わいたいと思います。
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by nodahanga | 2012-09-27 15:38 | 暮らしのこと

度會 保浩と野田版画工房展 「すき・ま」

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今年も野田版画工房で展覧会を開く事になりました。

約半年前、度會 保浩さんの作品と出会いました。

陶板やガラスといった素材をステンドグラスや立体造形物へと変化させた作品達。

空間全体が静かに呼吸しているかのような彼の作品を日常に取り入れたいと思い、野田版画工房の新作と共に発表していただきます。

今回はお向かいの光明寺さんでも展示いたします。







度會 保浩と野田版画工房展
「すき・ま」

2012年10/14(日)〜21(日)
10:00~17:00(20日のみ光明寺は午後から)

野田版画工房及び光明寺にて




永源寺、紅葉の季節には少し早いですが、秋の気配は充分に感じられると思います。
どうぞお時間の許すかぎりお愉しみ下さい。
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by nodahanga | 2012-09-20 22:57 | 展覧会

BIWAKOビエンナーレ2012


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BIWAKOビエンナーレ2012に出品させていただきます。

滋賀県の近江八幡と五個荘のいろんな所にある古い建造物を舞台に、国内外の作家が集まる約50日間の国際芸術祭です。

私達は東近江市五個荘地区の外村繁邸での展示で、作品としては、今までで一番大きなものになります。

いろんな作品を通じて、滋賀の文化的な魅力も再認識できるのではないかと思います。

皆様ぜひお越し下さい!
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by nodahanga | 2012-09-11 00:10 | 展覧会

思ひ出 ハタ和紙職人の暮らし

依頼主さんのお父様の自伝本。


長い時間かかってしまいましたが、京都府宮津 畑(はた)で生産されていたハタ和紙。
昔、ハタ和紙を作られていた今は亡き職人さんがかかれた自伝 和綴じ製本ができあがりました。

以前の記事おじいさんのハタ和紙


おじいさんが漉いた和紙に、雲母で染め胡粉で型押し。こんにゃく糊で補強。依頼主さんのご実家であるここの襖と同じ文様にしました。畑に沢山咲いているわさびの花と、巡る巡るをモチーフにしたもの。
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中身も残っていた手漉きの和紙、42枚分。
依頼主さんが42ページ分に編集し、オギノ製本さんとの共同制作でした。


ハタ和紙の事は勿論、戦時中の暮らしの事、家族の事が細かく書かれています。


おじいさんが漉かれた紙は強さと、優しさを持っていました。
良いものは、心が洗われる。


何より、おじいさんの息子さんである依頼主さんが大変喜んで下さった事が嬉しかったです。

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by nodahanga | 2012-09-02 08:41 | 暮らしのこと