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野田版画工房

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あまなう


3月21日、近江八幡の八幡堀沿いに素敵なカフェがオープンしました。

丁稚羊羹で有名な、和た与さんが手掛ける、逢茶 あまなというカフェ。

今回あまなさんの内装を数カ所手掛けさせていただきました。



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和た与さんの和は「あまなう」とも読むそうで、その意味や響きからイメージをふくらました色合いやデザインになりました。


上品な甘さの丁稚羊羹はもちろん、ほとんどが米粉だけで甘みを出されていると言う「ういろ餅」も絶品です。
米粉だけで甘みを出すのにものすごく苦労されたそうで、このほどよい甘さがまた食べたくなるほど飽きの来ない美味しさです。



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そんな「ういろ餅」のホンノリとしたイメージ。
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by nodahanga | 2013-03-23 00:37 | 作品について

紙の扉


つい2か月ほど前の事ですが、自宅の2階へ上がる階段の手前に襖を開きの扉として制作しました。

ダイニングキッチンに2階からの冷気が流れ込み、寒い冬を過ごしていましたが幾分解消されたと思います。




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8月からのミシガンでの展覧会にむけて英会話を習っているのですが、ネイティブの先生いわく

「紙の扉」

というものは海外の人にとっては「なんだそれ?」となるようです。

木で格子状に組んだ骨組みに紙を張り重ねて作り上げて行く、「襖」は日本独特のものである事がわかります。

軽くて丈夫で湿気や乾燥にも対応でき張り替え可能な「扉」として、「襖」というものがあるのです。


なんとも奥が深く面白いことか、とつくづく感じています!
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by nodahanga | 2013-03-15 00:39 | 暮らしのこと

色を創造する

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           「色を創造する」



二人で制作する上で、お互いの直感と感覚を研ぎすましてイメージを作らなければいけない行程。



襖になったとき、部屋の光の当たり具合や照明の事、広さ、どのような部屋なのかを考慮した上で制作はスタートします。見本帳等はなく、毎回デザイン、色出し、一球入魂し新鮮な気持ちで取り組んで行ける事が私達の仕事の魅力でもあります。



二人でおおよその色のイメージを意見し、その後、色出しは野田拓真の仕事になります。光の当たり具合によって違う色に見える、「感覚的に心地よく個性が見え隠れする色合い」を創造するには色出しの経験と顔料の性質を身体で知る事が重要だと考えています。



自然光でみる紙は本当に心地よく、自然に背筋が伸びる気がします。色を創造すること、一生追求したいと思います。




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我が家の屏風、梅雨の紫陽花と。
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by nodahanga | 2013-03-04 23:40 | 作品について