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野田版画工房

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襖について



私は襖が好きです。


見る事も作る事も好きです。


乾湿のある日本の風土にあった形状や、その空間の主役にも脇役にもなり得る、その姿かたちが魅力的だと感じるのです。


わたしの生み出す襖が、見る人使う人にとってどう響くのか。


ライブで出す音で、身体やこころを踊らせてもらえるように、歴史や技法や肩書きなんか関係なく、温かく力強くしずかに響いてほしい。




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父母の工房に設えてある襖。


忘れてはならない感情や想いが、この襖を見ると思い出されるのです。
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by nodahanga | 2015-03-31 00:53 | 作品について

けむりとへそ②


三好のワークショップのあと、どうしても訪れたかった場所がありました。

祖谷という地域です。




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細い道が続く旧道の途中にはなぜか、断崖絶壁にしょんべん小僧、、、、。






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そして今回もまた呼び寄せられてしまいました。

鉾杉、樹齢800年、幹囲10m。

圧巻。






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祖谷、落合地区。

こんなに谷あいの山深いところでも、しっかりと根を張り、連綿と続けられている暮らし。

本当に素晴らしい。

そして祖谷に限らず、日本に残る美しい景色や文化を残していかねばならないと感じたのでした。
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by nodahanga | 2015-03-17 01:20 | その他

けむりとへそ①

徳島県三好市の旅。
今回はワークショップの講師としてよんで頂き、最終的に4泊もして帰ってきました。


徳島県三好市は江戸時代、藍や塩に加えて、葉タバコが産業として盛んだったそうですが、「煙草専売法」により国の管理となり、阿波葉の買い取りが終わってしまったのだそうです。


今回、古いたばこの版木が見つかったことから、現在三好の地域おこし協力隊として活動されている合田さんから、版木を彫ったり摺ったりするワークショップが出来ないか、とお話をいただきました。


そこで合田さんの現在住まわれている民家のふすまをつくってしまおうということを提案させていただき、みんなで版を彫り、摺り、「けむりとへそ」のふすまの制作をする事になりました。



モチーフはけむりとへそ。みんなで彫っています。
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摺り。今回は「突き押し」という技法で具引きした和紙を仕立てた後に版をスタンプの様な感じで押していきます。普段の手摺りとは違いなかなか難いのですが、空白をみながら文様を選んでみんなで一つの物を仕上げることができました。
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ふすま「けむりとへそ」
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とても素敵だとおもいます。
午前10時から夕方6時まで、、、長丁場でしたが皆さんの集中力はすごいです。今回参加して下さった方、全ての手配を素早くこなして下さった合田さん、藍染めで地域を盛り上げている美馬の友人、場所を貸して下さったキセルの皆様、楽しいひと時をありがとうございました!これからも三好の地域とまた一緒になにか関わっていける事ができたら幸いです。




けむりとへそ②に続きます。
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by nodahanga | 2015-03-05 00:08 | その他