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野田版画工房

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こどもとおばあちゃんとおばちゃん

明後日、9/28土曜は、集落の高齢者の方に、私達の仕事の事を知ってもらい、簡単なワークショップと作品の前でのお話をさせてもらう予定です。



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集落は子供が少ない。0歳5ヶ月の娘の上は4歳の子が2人、5歳、その次は小学校3、5、6年生が一人ずつ。希少な子供たち。毎日娘と集落を散歩するのですが、おばあちゃん達はみんな声をかけ喜んでくれています。娘もにこりと笑い、この時間を楽しんでいるようです。


明後日の時間は私達にとっても、皆さんにとってもかけがえのない時間なのだと思います。襖の事、屏風の事、手摺り木版の事、たくさんの事を話す事はできますが、むしろおじいちゃん、おばあちゃんに昔の暮らしの事を聞ききたいと思っています。



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どんな時間になるのか楽しみ。



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今年の地蔵盆の一枚。子供の声とおばあちゃん達の歌が響きわたっていました。



「おばちゃ〜ん」といわれて「ん?誰のこと?」と一瞬思いましたが、そういえばもうりっぱなおばちゃんなのでした。
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by nodahanga | 2013-09-26 22:42 | 暮らしのこと

胸が高鳴る時間

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色味を目で肌で、確実に感じるため自然の光を通した所での制作は欠かせません。



おおきな六曲屏風の制作途中、自然光に照らされた紙、ここで一呼吸置く。



天気が良いと昼間は前の広場でおばあちゃん達のゲートボールのカチンカチンという音と、その時のやり取りを何となく聞き入れながら、一気に色を置いていきます。



胸が高鳴る時間です。
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by nodahanga | 2013-09-26 00:08 | 作品について

素敵な人のページ

お知らせ



3月8日木曜日発行の、毎日新聞の折り込み、Oh!Meの一面に、野田版画工房を掲載していただきました。滋賀県全域に配布されています。



滋賀ガイド素敵な人のページでも見られます。



ここにも載せてもらっていますが、二人で仕事をはじめたきっかけは包装紙でした。一人の人の為に摺った10枚の包装紙。



繋がりを大切に。感謝して生きる。
忘れないでいたいです。





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工房にお越しの際はご連絡の上、お気軽にお越し下さい。
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by nodahanga | 2012-03-08 23:37 | 暮らしのこと

渋は渋い

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顔料で型押し後、柿渋で染めたもの




柿渋で染めることで防水、防腐剤の役割も持ち、時間が経てば色が変化し、深い味を出してくれます。これは工房の水場近くの扉に仕立てをしたものです。




もともと柿渋は日本古来の天然素材として愛されてきました。
柿から渋を取って柿渋を作る為に、田んぼの畦や作物のできないやせた土地などに植えていたそうです。今も田舎の風景には必ずぽつりぽつりと柿の木を見かけます。







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これは私、藍子の祖父のかたみです。着物の制作の糊置きという行程で使っていました。当たり前のように見ていた糊筒ですが、手に取って握ってみると、長く使ってきた職人の手の動きが伝わってきます。握っていたところや糊をしぼる所は凄く柔らかい。こうして目の前にあると「渋い」という言葉がぴったりとあてはまります。






柿渋を使った作品を今年はいくつか発表する予定です。
奥が深くて、時を経るのも楽しみになります。
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by nodahanga | 2012-02-03 23:56 | 作品について

白の世界

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制作に没頭していて、久しぶりの更新です。



永源寺はここ最近雪景色がとても綺麗です。移動には少し困る事もありますが、心を打たれる美しさに出会いました。



先日徒歩2時間程かけて二つの用事に出たのですが、3回程派手に滑って転び、軽装備に後悔しながら雪道をあるいて諦めてもどろうかな、と思ったその矢先に見えたのがこの白いコントラストの波の連続景色でした。



色んな雑念が一気に洗われるような感覚でした。
でも、まだまだこれから本格的に降るそうです。




明日は名古屋栄三越の最終日。
明日は午後から会場にいる予定です。お時間のある方は是非お越し下さい。





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by nodahanga | 2012-01-31 01:02 | 作品について

襖を納める

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寒い中、23日までの展覧会に来て下さった方々ありがとうございました。


滋賀へ来てはや7ヶ月。
8回の展覧会と、襖の依頼を通じて沢山刺激をうけた数ヶ月。



襖をおさめる度に感じる事は、あらゆるものに可能性があるということです。
お客様から有り難うと言われると素直に嬉しい、その気持ちをいつまでも忘れずにいたいです。



今年ラストは東京です。



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壁へ施工 光の届く所だけにフワッと文様が浮き出ます。
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by nodahanga | 2011-12-24 22:07 | 展覧会

ゆきおと

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奥伊吹の一番奥、甲津原の友人宅へ行ってきました。
一面真っ白の雪景色。色んな場所から聞いた事のない音が聞こえてきました。



zawa mikiki zzzzz kakoko dosaaa shigishigi ..........meki baki paki piki


文字にするとこんな感じでしょうか?
初めて聞いた雪音でした。


暮らしの知恵も教えてもらい、お土産にお漬け物や香ばしい実まで頂きました。
もっと雪深くなったらもう一度行きたいと思っています。








永源寺もそろそろ雪が降ってきそうです。
現在も引き続き風野工房で展示中です。

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by nodahanga | 2011-12-22 01:50 | 暮らしのこと

手紙 その弐

友達にもらった手紙がきっかけで、封筒とメッセージを伝えるカードのセットを作りました。



この「手紙」セットが出来るまでにいくつかの行程があります。




和紙を顔料で刷毛染めして、その後木版で型押しします。
型押しと言うのは、摺る事を指します。
摺ると言ってもバレンでごしごし摺るのではなく、手でそっと優しく撫でるようにして摺ります。このときの感覚がとても重要になります。

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その後、反りを無くすために、裏打ちをします。
裏打ちとは、紙の裏側にもう一枚張り合わせ、板に張り付けて乾かすことを言います。
そうする事で紙がまっすぐにシャキッとし、とても気持ちの良い姿になります。

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そのあと様々なサイズに一枚ずつ手で裁断します。
カッターの刃の使い方一つで、紙の刃口の綺麗さが決まります。
もちろんたくさん切る事になるので、迅速かつ丁寧に、、、、。


仕立て上がった一枚一枚は、とても愛くるしいものです。




こうして出来上がった「手紙」セットです。
二つ折りカードと封筒のセット。

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お元気ですか、有り難うとか伝えたくて作りました。
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by nodahanga | 2011-11-16 22:13

野田版画工房 展覧会のお知らせ


■2011.9/23(金)~10/1(土)

野田浩二の染色布と野田版画工房の手摺和紙展


GALLERY YAHIRO
501-3301
岐阜県加茂郡富加町加治田2572-3
(富加関ICより車で1〜2分)
tel 0574-54-3880
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■2011.10/18(火)~10/24(月)
 
風野工房+野田版画工房 
風野工房展、野田版画工房開き展と同時開催です。





■2011.12/25(日)~12/30(金)
日本橋三越 本店 
J.スピリッツギャラリー






 






 
 
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by nodahanga | 2011-09-13 01:38 | 展覧会